プロバイダー乗り換え 解約|まず知るべき基本と注意点

光回線やプロバイダーを乗り換えた後、「旧プロバイダーの解約」を忘れる人は意外と多いです。
光コラボやプロバイダー契約は、自動で解約されないケースがほとんどで、自分で確実に手続きしなければ料金が二重に発生してしまいます。
本記事では、プロバイダー乗り換え後の解約方法、解約後どうなるのか、違約金の注意点、そして違約金なしで乗り換えできるおすすめプロバイダーまで詳しく解説します。

プロバイダー乗り換え後の解約方法は?

プロバイダーの解約は、基本的に「自分で連絡して手続きを行う」必要があります。
光コラボであっても、フレッツ光であっても、このルールはほぼ共通です。

① マイページ(会員ページ)から解約手続き

最近はほとんどのプロバイダーが、ログイン後にネット上で解約できるようになっています。
以下の手順が一般的です。

  • 会員ページにログイン
  • 「契約・変更」メニューへ進む
  • 「解約」または「退会」を選択
  • 必要事項を入力し、申請

24時間いつでも解約できるため、電話よりも手軽でおすすめです。

② カスタマーセンターへ電話して解約する

マイページでの手続きが分からない場合や、本人確認が必要なプロバイダーの場合は、電話で解約します。
手順は次の通りです。

  • 契約中のプロバイダーのサポート窓口に電話
  • 「解約したい」旨を伝える
  • 本人情報(名前、住所、契約IDなど)を伝える
  • 解約希望日を指定

どのプロバイダーも電話が混み合いやすいので、平日の午前中が比較的つながりやすいです。

③ 回線とプロバイダーは別に解約が必要な場合がある

特にフレッツ光+プロバイダー契約の人は要注意。
回線(NTT)とプロバイダー(月額約1,000円の部分)は別契約なので、どちらも解約しないと料金の請求が続きます。
光コラボ(SoftBank光、BIGLOBE光など)は一体型なので回線とプロバイダーがセットで解約されます。

プロバイダーを解約するとどうなる?

① インターネットが使えなくなる(当然)

旧プロバイダーを解約すると、そのプロバイダー経由でのインターネット接続は停止します。
ただし新しいプロバイダーの工事や開通が済んでいれば問題ありません。

② メールアドレスが使えなくなる

プロバイダーメール(@ocn.ne.jp、@nifty.com、@biglobe.ne.jp など)は、解約と同時に利用停止されます。
必要なデータは必ず事前にバックアップしておきましょう。

③ オプションサービスもすべて停止

  • セキュリティソフト
  • メールウイルスチェック
  • 家族用メールアドレス
  • クラウドストレージ

ここも見落としがちなので注意が必要です。

④ 機器の返却が必要な場合がある

プロバイダーや回線によっては、レンタルしているONU、ルーター、モデムを返却する必要があります。
返却期限を守らないと数千円〜1万円の機器損害金が発生することもあります。

プロバイダー解約で違約金は発生する?

プロバイダーを解約する際に最も気になるのが「違約金」です。
プロバイダーによっては更新月を逃すと違約金が発生する場合があります。

一般的な違約金の目安

  • 戸建て:4,000円〜11,000円
  • マンション:3,000円〜8,000円

特にソフトバンク光は11,000円と高額で、タイミングを間違えると負担が大きくなります。

工事費残債にも注意

違約金だけでなく、分割払い中の工事費が残っている場合は「工事費残債」が一括請求されます。
こちらが1万円以上残っているケースはよくあります。

違約金が発生しないおすすめプロバイダー

最近では、契約期間の縛りがない「違約金なし」のプロバイダーも増えてきました。
特に以下の3社は「違約金が発生しない」ことで有名です。

So-net光

So-net光は契約期間の縛りがなく、違約金が0円
工事費無料キャンペーンもあるため、乗り換えやすい人気のプロバイダーです。

詳しくはこちらSo-net光評判

DTI光

DTI光も違約金なし。
シンプルな料金体系と低価格で、乗り換え初心者にも向いています。

詳しくはこちらDTI光評判

GMOとくとくBB光

月額料金が安いのに、違約金なし。
さらにIPv6対応で高速というメリットもあります。

詳しくはこちらGMOとくとくBB光評判

「違約金が心配で乗り換えられない…」という人は、この3社に乗り換えることでリスクをゼロにできます。

プロバイダー乗り換え後の解約は計画的に行えば損しない

プロバイダー乗り換え後の解約は、方法さえ知っていれば難しくありません。
しかし、解約手続きを忘れたり、更新月を見逃したりすると、無駄な料金や違約金が発生してしまうことがあります。

解約で損しないポイント

  • 必ず更新月を確認する
  • 工事費残債が残っていないか確認する
  • 旧回線は新回線が開通してから解約する
  • レンタル機器は期限内に返却する

以上のポイントを押さえておけば、無駄な費用を払わずにスムーズに乗り換えができます。
上手にプロバイダーを選び、コストを最小限に抑えながら快適なネット回線へ乗り換えましょう。

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