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【バーチャルオフィスあるある物語】登記も郵便も完璧なのに…“社長ごっこ”って言わないで!
こんにちは、フリーランス歴3年、法人化して2年目の山下です。
会社設立当初、僕が一番悩んだのは「オフィス、どうする問題」でした。
実はそのとき初めて知ったのが、“バーチャルオフィス”という存在。
「これなら安く法人登記できるし、自宅の住所を出さなくてもいい!便利すぎる!」
と、飛びついたのが始まりでした。でも実際に使い始めてみると、そこには**“バーチャルオフィスあるある”**が潜んでいたのです…。
◆Chapter 1|はじまりは住所の悩みから
僕はウェブ制作のフリーランス。自宅で仕事をしているが、いよいよ法人化するタイミングが来た。
でもそこで立ちはだかったのが、
「法人登記に、自宅の住所を使うのって…めちゃくちゃ抵抗ある」という壁。
SEO対策でGoogleマップに住所を載せたくても、マンションの一室だと不信感を与えるし、個人情報の観点でも心配。
そんな時にネットで見つけたのが、月1,000円台〜で住所が借りられるバーチャルオフィス。
「これはいい!」と即決で契約。渋谷の一等地に”オフィス”を構えた僕は、気分はもう“IT社長”。
◆Chapter 2|テンション爆上げ、からの現実
バーチャルオフィスの住所を名刺に入れて、HPにも堂々と掲載。
「おおっ、なんかちゃんとした会社っぽくなった…!」
だけどある日、Zoom商談で相手にこう聞かれた。
「御社、渋谷にオフィスがあるんですね?今度そちらに伺っても…」
えっ、来るの?うちに?いや、来ても誰もいないけど…!
説明するタイミングを逃してしまい、ぎこちない笑顔で「今はリモート体制が中心でして…」と誤魔化した。
◆Chapter 3|郵便物の受け取りでドキドキ
バーチャルオフィスは郵便転送もしてくれる。これは便利!と思っていたが、
ある日、**「レターパックプラス・本人限定受取」**が届いたときには冷や汗が出た。
「バーチャルオフィスだと、本人確認書類と一緒じゃないと受け取れないタイプの郵便は、受け取れないケースがある」
…そんな落とし穴があったのか、と初めて知る。
結局、再配達依頼をして、自宅で受け取ったけど、
「ちゃんと調べておけばよかった」と反省した瞬間だった。
◆Chapter 4|友人にバレた“住所の正体”
そしてある日、昔の友人とランチしたときのこと。
「そういえば、お前の会社って渋谷のオフィスなんだっけ?マジで儲かってんの?」
なんかニヤニヤしてる。まさかと思って、「え、なんでそんな聞き方…」と返すと、
「いや〜検索したら、同じ住所の会社が100社以上出てきたからさ(笑)」
うわ…バレた。
もちろん、何も悪くはしてない。バーチャルオフィスってそういうもので、登記も合法だし、何より合理的な選択。でも「社長ごっこしてる感」があると思われたのは、ちょっと悔しかった。
◆Chapter 5|でも、それでも選んでよかった
それでも僕は、バーチャルオフィスを選んでよかったと思っている。
自宅住所を公開しなくて済む
渋谷という立地の信頼感
郵便もちゃんと届く
月1,000円台でコストを抑えられる
虚像じゃなく、“小さくても本物のビジネス”がここにはある。
だから僕は、胸を張って言う。
「バーチャルオフィスでも、ちゃんとやってます」
そして、これから起業を考えているあなたへ。
見た目よりも中身が大事。だけど、最初の「信頼される見た目」を作るのもまた、大事。
◆まとめ|バーチャルオフィスあるあると上手な付き合い方
バーチャルオフィスを利用する上でよくある「あるある」やちょっとした落とし穴は、知っておくだけで回避できるものが多いです。
あるあるリスト:
来訪対応の誤解に注意(基本は来客不可)
本人限定郵便の受け取り条件は要確認
同一住所の企業が多いので“実態”が大事
名刺やWebに記載する際の印象も考慮すべし
ただし、しっかりとしたサービスを選べば、コストも信頼感も両立できるのがバーチャルオフィスの良さです。
▼ 僕が使っているバーチャルオフィスはこちら(紹介リンク)
👉 【バーチャルオフィス1】